安全・品質への配慮

資格取得の促進

研修・資格取得補助規程を定め、資格取得の補助を行っています。法的資格の取得を計画的に行い、関わる業務の知識を習得することで安全操業の基礎作りと法令遵守の徹底を図っています。

事業継続計画(BCP)の策定

当社では、従業員の安全を考慮し、BCPマニュアルを策定しています。また、各事業所で安全衛生委員会を設置し、年2回の防災訓練を行っています。

新小岩事業所停電時対応訓練(発電機起動)(2019年12月)

安全・品質・環境のマネジメント
樹脂事業部分散・コーティング事業部

企業としてバランスのとれた活動を行うことを目的として品質マネジメントシステム(QMS)を有効活用しています。内部品質監査では、システム監査以外にも安全・衛生、環境、リスク管理を監査項目に設定して監査を行うことで、「経営の質の向上」に取り組んでいます。また、現在までの活動を集約することと更なる「安全・衛生」の向上に向けて、「リスクアセスメント」体制を構築し活動しています。

安全・衛生改善活動
樹脂事業部

「設備と作業の点検、改善」をスローガンに毎年度「重点項目」を設定して、活動を進めています。又、安全・ 衛生に関わる不具合をヒヤリハット報告、製造班単位、安全衛生委員会、品質パトロールで抽出を行いながら改善担当チーム・担当者と優先項目を決めて改善を進めています。

安全・衛生改善件数

品質改善活動
樹脂事業部

生産阻害に関わる不具合を製造班単位、安全衛生委員会、品質パトロールで「抽出」を行いながら改善担当チーム・担当者と優先項目を決めて改善を進めています。

品質(阻害)改善件数

生産の改善活動
樹脂事業部

生産部門を主体に5Sの推進をはじめ、「無理、無駄、ムラ」の排除やリスク低減活動を中長期、年度計画で明示し、グループ単位や班単位や関係部署と連携して「安全でロスを減らし安定した品質」の提供を目指して活動を継続しています。これらの活動は、隔月で行われる製造グループ報告会で問題点の解決方法や成果を共有化しています。また、現在までの活動を振り返りながら、専門家のお力をお借りして、組織生産性を高めるため「I to (Inovation of taisei original)プロジェクト」を2020年2月にキックオフいたしました。

改善事例
「I toプロジェクト」では生産性向上とオペレーター教育期間短縮と2チームに分かれて各KPIを設けお互いに協力をしながら活動してきました。生産性向上では各人の日々の各作業がBM(ベンチマーク)通りに実施出来たかを振り返ることにより、BMより作業が短い人の作業方法を聞き、この作業方法に問題は無いか討議したうえで作業方法の統一を図る、遅い場合は、何が要因なのかを解析をしてこの要因を取り除くようにすることで生産性向上が出来ました。オペレーター教育期間短縮については、これまでのオペレーター教育は作業手順書とOJTにて行っていましたが、日常携わることの多い32種類の工程を画像や動画を織り交ぜた作業マニュアルの作成しました。結果、教育期間中の作業者が実際に行う作業前に確認が出来るようになった事で教育期間の短縮が出来ました。改善された時間は、更なる改善・勉強会・外部講習への参加などに活用しています。