接着剤
土木用エポキシ接着剤 Tボンド SS
特殊エポキシ樹脂採用により、高強度で収縮の少ない接着剤
特殊エポキシ樹脂により、ウレタン素材との接着性を高めた、高強度で収縮の少ない接着剤です。
主に、ガイドポスト、道路鋲、駐車場の車止めの接着などに最適です。
耐水性、耐油性、耐衝撃性に優れ、硬化収縮が少なく、寸法安定性に優れています。
ウレタン、コンクリート、アスファルト、金属等への接着力に優れているためポスト、タイヤ止めブロック、道路鋲等の接着に便利です。
主剤、硬化剤が計量されたセットのため、計量手間がかからず、配合ミスを防止します。
荷姿
チューブタイプ
・主剤:硬化剤/0.5kg:0.5kg
丸缶タイプ
・1kgセット主剤:硬化剤/0.5kg:0.5kg
・3kgセット主剤:硬化剤/1.5kg:1.5kg
・1kgセット主剤:硬化剤/0.5kg:0.5kg
・3kgセット主剤:硬化剤/1.5kg:1.5kg
[性状]
項目 | Tボンド SS 主剤 | Tボンド SS 硬化剤 |
---|---|---|
組成 | エポキシ樹脂系 | ポリアミン樹脂系 |
外観 | 白色ペースト状 | 黒色ペースト状 |
[可使・硬化時間]
温度(℃) | 5℃ | 10℃ | 20℃ | 30℃ |
---|---|---|---|---|
可使時間 | 70分 | 60分 | 40分 | 25分 |
硬化時間 | 20時間 | 14時間 | 7時間 | 4時間 |
使用方法
Tボンド SSは、主剤、硬化剤の2液タイプですので使用時に、主剤と硬化剤を重量比1:1の割合で混ぜ合わせてご使用ください
混合方法
チューブタイプの場合パテ板などに、主剤、硬化剤をそれぞれ同量取り出し、均一になるまで練り合わせてください
主剤、硬化剤を混ぜ合わせますと硬化を始めますので上の表を参考に可使時間以内に、使い切ってください
丸缶タイプの場合、丸缶(主剤)にアルミパックに入った硬化剤を良く絞り入れ、均一になるまで攪拌してください
- 気温が30℃を超える高温条件下では接着剤の温度が上がり硬化までの時間が極端に短くなる場合があります
[施工手順]
- 1.下地処理コンクリート・アスファルト下地の場合接着面の油分やホコリを取り除いたのち、乾燥させてから施工してください。金属面の場合接着面をサンダーなどで目荒らしし油分を拭き取ってから施工してください。
- 2.設置ポストや道路鋲等の、設置位置をチョークなどでマーキングする。
- 3.塗布Tボンド SSを混合し、本体とマーキングした部分の両面に塗布する。
- 4.設置設置位置(向き)を確認しながら押し付けて設置完了。
- 5.仮止め勾配のある場所では、硬化するまでガムテープ等で仮止めする。
- 6.養生硬化時間を目安に、養生してください。
[使用上の注意]
- 雨天時や樹脂の硬化時間内に降雨が予想される場合は、施工しないでください
- 5℃以下では硬化しませんので、施工は避けてください
- 15℃を下回りますと、樹脂の粘度が上がり、主剤、硬化剤の混合が困難になりますので、樹脂を予め暖めて粘度を下げてから撹拌すると効果的です
- 新設のコンクリートに施工する場合は、コンクリート打設後、2週間以上の養生が必要です